「仕事人チーム」はないものか?

あるお母さんが嘆いていた。
学校で、自分の子に適切な指導とか、配慮とか、支援とか、してもらえない。
どうも、この先生は、経験がないので、どうしていいかおわかりにならないようだ…
特別支援クラスを初めて担任するなら、そりゃそういうこともあるでしょう。

誰にでも「初めて」はある。どこかで「初めて」を経験しないと、人は育たない。

お母さんたちだって、それはわかってるんだけど、
正直~な気持ちを言えば、その「初めて」は、自分の子のときでないほうがいい、と思っちゃうわけだ。
これまた仕方ないと思う。

だって障害のある子どもは、不適切な対応をされれば、2か月もあれば崩れちゃう。
不登校になってからでは手遅れなのだ。
この教師を育てるために、あなたのお子さんには悪いんだが、実験台になってください、
っていうわけにはいかない。モルモットじゃないからだ。

(これが、健常児だと、先生に多少の良し悪しがあっても、弾力的に対応するくらいの
能力を持っている)

困ったお母さんが、
なんとかならないか~、と思った時、専門家チームとかを、自分の学校に派遣してもらって、
学校の先生を指導してもらいたい、と思ったとする。
しかしここで、問題がある。

手続きとして「学校を通さなくてはいけない」。

そりゃそうなんだろう、K育委員会がそういう専門家チームを組織してるんだから、
頼むんなら、筋として、そうなんだろう、とは思うんだが、
学校の先生は、特に校長先生とかは、必ずしも、それを快く思わなかったりする。

学校側から、「ぜひ」と望んできてもらうならいいんだけれど、
保護者の依頼により呼ぶのって、いろいろとカドがたつ。

要するに、「専門家チームにきてもらってください」って保護者が依頼するってのは、
イコール、担任の指導力不足を指摘していることでもあり、
校長先生の任命責任だとか、管理能力欠如とか、そのへんはなんて言うのかよくわかんないけど、
要するに、たぶん、校長先生的にも、対面が傷つくんだろう。

…というか、傷つく、と思う先生も、中にはいる、ってことだと思う。


だから、お母さんとしては言いにくい。
特に、保護者も感情的になっていて、学校と既に亀裂ができている場合なんか、
言ったら、ケンカ売ってると思われるだろうし…


なんか、せっかくの専門家チームなんだから、別に手続きなんかふまなくっても頼めるようにならないものかねぇ。

たとえば、月曜日の何時から何時までは、どこそこの場所で、専門家チームが
控えていますから、相談に来てもいいですよ。
来て、既に誰かが相談してたら、回転寿司店とかの順番待ちみたいに、
受付簿に名前を書いて待っててください。順番にお通しします…みたいな。

…先生を指定すると遅くなる。指定なしなら早く案内してもらえる。
ほら、カウンターでもテーブル席でもいいよって感じ(笑)

ああ、そう、今ちょうど「必殺仕事人」やってる。
こんなんでいいじゃん。
廃寺の境内に行って、「お頼みします!」と言って現金を置くと、

「あんたの恨み、晴らしてやるよ」

…いやいや、恨みじゃないし、現金も払わないけどね(^^ゞ

そんで、相談を受けた専門家チームは、ある日突然、「バーン」と現場に訪れる。
アポなし訪問。それが当たり前ってことにしておく。

誰から依頼されたかも言わない!
「仕事人チーム」だ。

だけど、仕事人たちは、決して、上から目線で、ズケズケとひどいことを言ったりしない。
先生の苦労や気持ちも慮りながら、でも、子どもの立場にたって、その困り感をバッサリ斬る!じゃなくて見抜く!

先生だって、初心者だったら、どうしたらいいのか、本当は聞きたいはずだ。
悪いけど、校長先生の対面なんか関係ない。
現場がうまくいくように、チームには特別な権限を持ってもらい、機動力を発揮してもらいたいものだ。

そして仕事人チームはあくまでフリーであり…「我が命我が物と思わず 武門の儀、あくまで陰にて」

「死して屍拾う者なし」!!

…仕事人チームになった人は、もう出世はあきらめてもらうってことで(笑)
そのかわりお手当てあげてください。


そして、保護者が相談するときにも、もっと気軽に相談できるようにしてもらいたいよ、やっぱり。
スクールカウンセラーの利用が伸びないのだって、学校担任を通さなきゃいけないからじゃん。
勝手にカウンセラーの先生の部屋に行っていいことにすればいいのに。

組織組織っていうけれど、…組織を大事にする人間ほど、偉くなるけれど…
本当に人と現場を大事にする気があるなら、もっと違う切り口があってもいいかなぁ、とは思うんですけどね。










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