今年の、クラスメートへのお手紙。

毎日、お茶の売上を数えて、注文してもらったお茶を配布して…
という作業を何校もハシゴして繰り返しているだけなので、あまり書くことがありません。
…というか、ちょっと疲れているみたいで、肩こりもすごいし…

400人近い会員がいるのに、お茶の売上だけで活動している、私たちの会って、
ほんと偉い。(と、誰もほめてくれないから言ってみる)
つーか、涙ぐましい。(これも誰も言ってくれない…)
こんなにがんばってるのに、うちの会って、ほんと過小評価されてると思うわ。(`Д´) ムキー!

まあ、そうは言っても、すべてお茶を買ってくださる多くの理解ある方々のおかげなんです!(^人^)感謝♪
いくら努力したって、買い手がいなければどうにもならないわけで。

それはさておき、4月に、今年度のクラスメートに、また、毎年恒例の「お手紙」を書いたんですけど、
それを一応、ご報告しておきます。
1~2年前に書いたけど、難解すぎてボツった文章とかの使いまわしもしているので、
ずっと読んでくださっている方には、「なんか見たことある文章」と思われるかもしれませんが、
ご勘弁を。

なんでこの手紙のことを思い出したかと言うと、今日、友だち(会のスタッフの一人)が、
「POSHIさんに前に送ってもらった文章をもとに、うちの子バージョンに直して作ったから
見てみて。」とメールもらったので。「ほとんどそのまんまなんだけど、ごめんね」って。

いやいや、役に立ってるならなによりだよ。
お友だちに説明したいんだけど、文章作れなくって、実行できないでいる人がいるのなら、
どうぞパクッてください。ただし、このブログの文章使う場合は、ひとこと断って欲しいですけれどね。

…というわけで、以下が今年のお手紙です。
特徴としては、山登りがあるので、「降り」の困難さについて、初めて具体的に書いたところと、
ここには載せられないけれど、絵を多用したところ。
中学生といえど、たくさん字が並んでいると、それだけで読んでくれないお子さんがいそうだから。

絵は、ネットからひっぱった絵(おもに、だりママさんの「絵カードのおうち」のカットを使わせてもらいました)と、
どこからもひっぱってくることができなかった絵(友だちの腕につかまっている図と、針に糸を通そうと
苦労している図)については、私が自分で書きました。
絵がうまいんで、先生にほめられました。(ほんとだって。)お見せできなくて残念です。
いや~画才があってよかったよ>自分


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△年△組の皆さんへ

みなさん、こんにちは。私は◇◇○○の母です。○○は、普段は●組で授業を受けていますが、朝の会と音楽、そして、□□登山や運動会など、行事のときに、△年△組のみなさんと一緒にやらせてもらうことになります。○○は、ちょっとみなさんと違ったところがありますので、○○をご存じないかたは、最初は彼女のふるまいに戸惑うことがあるかもしれません。そこで、新年度の開始にあたって、あらかじめみなさんに説明させていただきたいと思います。
  
○○は、生まれながらにハンディキャップを持っています。ハンディキャップとは、「不利な条件」ということです。たまたま、そのように生まれついてしまいました。生まれてくる前、まだお腹のなかにいたころに、脳のどこかに傷がついたようです。原因は不明、治療法も、現在のところ、ありません。
 
○○にとっての「不利な条件」とは、みなさんの言葉を、同年齢の人ほどには理解することができないこと。同年齢の人ほどには、上手にしゃべることができないこと。

そして、同年齢の人と同じようには、上手に体を動かしたり手足を動かしたりすることができないこと…

一見、どこも悪くないようなので、なかなか理解されにくいのですが、実は、階段を降りるのにも、若干の不自由があります。上りに比べて、降りるときには、手すりにつかまらないと難しいときがあります。降りるスピードも、みなさんと比べて、遅くなってしまうでしょう。そんなときには、少し手を貸していただけると、とても助かります。
また、手も不自由です。手先を使った細かい作業をすることは、○○にとっては、なかなか難しいことです。






他にもまだあります。みなさんにはまったく苦痛に感じられないような音が、○○には大変つらく感じられることがあります。(特に体調の悪いとき、疲れているときなどに、敏感になります)。


音だけでなく、「場所」を嫌がることもあります。暗いところや、人が大勢いる場所は、苦手です。そして、みなさんと違って、「想像する、予測する」という能力も弱いため、楽しみにしていた予定が、急に内容が変わったり、中止になったりすると、人一倍混乱してしまいますし、なにをすればいいのか指示がはっきりしていないときにも、困ってしまいます。

しかし、これらの、「苦手や困難」が、あまり「苦手」でも「難しいこと」でもなくなるときがあります。それは、たとえば、

「あらかじめ、音がする、と教えてもらっていたとき」
「『この時間にはなにをすればいいのか』を、あらかじめ、わかりやすく教えてもらっていたとき」
「予定が変更される可能性があること、予定が変更したあとにはなにをすればいいのかを、あらかじめ、教えてもらっているとき」


要するに、「事前に、先のことについて情報をもらうことができた」場合です。


そしてもうひとつ、これが一番大きな、「苦手克服」のエネルギーなのですが、「私はみんなの仲間なのだから、みんなといっしょにがんばろう、と思えるとき

クラスのお友だちの中でくつろげるとき、居心地が良いときには、ふだんなら難しいことも、できてしまうことがありました。それは恐らくそのとき、「私もみんなと同じようにやりたい」と願う気持ちが、○○の中で、とても強くなっていたからです。○○にとって「ともだち」は、何よりも大きな原動力となり得るのです。

○○のような人のことを、「星から来た子ども」という言い方をすることもあります。確かに○○は、よその国から来た人のように、わからない言葉、わからない慣習、予想のつかないことの連続の中で、暮らしているようにも見えます。しかし苦手なこと、できないことが少しでも減るように、本人なりに努力しています。  

○○は、性格は穏やかで、明るく、素直で、元気がよく、なにより、挨拶が元気にできます。みなさんから見て、変に思えるところもいろいろあるとは思いますが、どうか、あたたかい目で見ていただけたらと思います。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。

△年△組のみなさん、最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

◇◇○○の母  ◇◇▽▽▽


追伸…○○は、人の気持ちがわかりにくいところもあります。  
お友だちに手を貸してもらっていたのに、突然自分から手をふりほどくことも…支えていた側からしたらム
ッとしますよね。悪気はないのですが、そんなことがあったら、本当にごめんなさい…。
教えてはいるのですが、「目に見えないこと」を理解することは、やはり、なかなか難しいことのようです。


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以上、今年のお手紙でした。
一年に一回、私ができる、母親らしいこと…?

でも、娘についてあらためて考える、いい機会にもなっていると思います。










この記事へのコメント

世志子
2009年05月22日 00:23
いつも本文と関係ない話ですみません。登山おつかれさま。今年はいいお天気だったようで頂上まで行けたそうですね。うちのお兄ちゃんがうらやましそーに言ってました。
ちず
2009年05月22日 10:14
ええ手紙やんか。朝からじーんとしてしもた。
2009年05月25日 06:34
>世志子さん
はいはい、今年は良いお天気でした~。
遠く、隠岐の島まで見えたとか!?すごいですよねぇ。
どうせ登るなら、やはりお天気が良いほうが、いい記憶として残るでしょうから、運が良かったなぁと思います(^-^)
2009年05月25日 06:34
>ちずちゃん
本当は挿絵がうまいのよ~見せたかったわヽ(^。^)ノ

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