足元を見失ってはダメだという話。

昨日、ある大学の、有名な教授から、伺ったお話です。
いわゆる臨床家と言われるような方々とか、障害児についての研究を専門とする大学の先生や医者などで、最初は地元で実際に保護者や子どもと共に、親身になって熱心に活動していたかたが、いつのまにか自分勝手な理論で行動するようになり、自分自身のためにその活動をするようになり、名声に溺れ、その結果、保護者の心が離れ、対立し、地元ではそっぽを向かれてしまうようになって、結局、遠い県外でばかりもてはやされて、地元以外のところばかりで講演するようになる…

そんな例が、たくさんあるのだそうです。



はあはあ、なるほど。
いや~思い当たるな~
そんなことに、遠からずなりそうな人が…

はっはっは。




地元を大事にしないとダメないんですよ、とその教授はおっしゃいました。

私も、まったく同感です。


結局、この世界(障害児に係る世界)に生きる人間は、誰のためにって、身近にいる子どもたちのために
活動をし始めるはずなんです。(私の場合は、自分の娘のため)

そして、いつだって、自分の足元を見失っちゃダメなんですよね。

有名になって賞賛を浴びることに快感を感じ、自分が生きてるって実感を見出すようになるのでは、
もう完全に道が違っています。

自分がなんのために始めたのかを見失ってはいけない。


これは、自分自身への教訓です。
目立って、革新的なことなんてしなくていいから、
自分の身近な人と足並みをそろえて、一歩ずつ、前に進もう。

自分だけ、前に走りだしちゃダメなんだ。

常に周りを見て、仲間が肩を並べてくれているか、確認しなくっちゃ。

誰かが転んでいるのを見捨てて、ひとりで勝手に走るようじゃ、ダメ。
それじゃあ、気がついたら、きっと一人ぼっちになってしまう。


自分自身への教訓です。

足元を、しっかり見つめよう。
謙虚になろう。



それと、また別のところで、別の先生が言われた言葉です。

私が、

「福祉の分野なら、ドカンと一発ぶちあげたアイディアで、
画期的な成果を得られるってこともあるかもしれませんが、
こと教育の分野では、そんなの普通ないですよね?」

と言うと、

「教育においては、そんなこと、有り得ないからね」



…まったく!!

教育とは、日々、地道に積み上げるものだからでしょうね。

私も、子どもの将来を考えると、なにかドカンとしたナイスアイディアが浮かんで、
障害児たちがみんな働く場が得られたりするといいな~などと、妄想しますが、
教育の世界では、丁寧に、地道に、日々の安心感を大事にして、子どもに寄り添ってもらいたいですもん。




















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