キムの小噺3

今年キムは、市内の小学校の5年生と中学生が集まって、市民会館のホールで合唱や合奏を披露する会に無事に出ることができた、というお話は、以前に書きましたが…

キムはコンサートホールや劇場の類が大の苦手なので、先生も私も、キムが参加するのは、たぶん無理だろうって思っていたのに…
立派に舞台に立つことをクリアしたもんだから、嬉しい驚きだったんですが…

ちゃんと歌も歌って、みんなと同じように振り付けもしてたしね。


次に驚いたのが、「自分たちの演奏が終わった後、他の学校の演奏も聴くことができた」、ということでした。


キムは音程が悪い演奏を聞くのが大変ニガテなので(繰り返しますが、本人は超音痴)…まあ、いくらみんな上手とは言っても、音程は、微妙に悪いわけじゃないですか、素人なんだし…、だからキムは、舞台に出られたとしても、他校の演奏を聴くほうは無理かも…と思ってたのに。

全部みんなと一緒に聴けたそうです。



…が。


実は、銅鑼を演奏に使う中学校があったんですね。
私もその銅鑼を、市民会館の建物の裏で見かけていたので、



「うえ~ヤバい。銅鑼なんて、キムの大大大大っキライなものだわ…(汗)」



って思ってたんです。

彼女は、神社のご祈祷で銅鑼をガンガン鳴らすのを過去に何度か経験して(これは親が悪いんだけど)、怖くってトラウマになり、太鼓や銅鑼の類は、基本的には、全然ダメなんです。(←自閉だから、感じ方に必ずしも一貫性がないので、校内の夏祭りで毎年演奏される太鼓の練習の音は、平気だったりする…)


会が進んで、例の「銅鑼を運び込んでいた中学校」が演奏する順番が来て、舞台のセッティングを始めまして。

問題の銅鑼が舞台に運び込まれたそうです。



舞台のセッティングをする時間というのは、観客の休憩時間に当てられていて、観客はその間にトイレに行ったりします。それ以外、演奏中は、会場の出入りはできません

それくらい、静かな中で演奏するのですが…

ちょうどその「銅鑼中学校」のセッティング時間のタイミングで、キムが、




「あ、ちょっと、トイレいってきます」



と言ったそうです。


担任の先生は、(さっき行ったのにな~?)と思いながらも、許可したそうです。


すると、キムは妙に長トイレ…。

そして、トイレに行っている間に演奏が始まったので、会場に入れなくなったのだそうです。






(こ、これは、計画的犯行…!)




そう確信した先生は、演奏が終わって戻ってきたキムに、

「キムちゃん、サボったでしょ~!」

と指摘すると、キムは、



「へへへへ(*^^)v」


って笑ったそうです。


やるな~、キム。
頭いいじゃん!

銅鑼がセッティングされているのを見て、ヤバい!と思ったんだろう。
自己防衛したわけですね!

生きていくうえで、自己防衛できるって、とっても大事なこと。


キム、あんたは、偉い(^_-)-☆




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