映画「ダ・ヴィンチ・コード」(ネタバレしてます、注意!)

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よーーーーーやく、ダ・ヴィンチ・コード見てきました!
ダン・ブラウンの原作はもちろん読んでました。絵画鑑賞は昔からスキ、聖書も、「聖書物語」くらいなら読んでるし、宗教絵画も結構色々見たことあるし、ルーブルにも行ったことあるし、ミステリ・サスペンス大好きだから、はまるツボが満載!の原作は、当然楽しく読みました。最後までひきつける小説でしたねぇ。

原作を読んでいるときは、「こりゃ、絵を実際に見ながら読みたいなぁ」と思って、ネットで、出てくる絵画をひいて、見ながら「なるほど…」と納得したりしてました。それが映画化されるとなると、全て実際の映像で見られるわけですから、こりゃなんとしても見たいですよね。それで、随分前から行こう行こうと計画していたんですけど、「仕事」が忙しくって、なかなか友達と予定が合わず、ついに7月になってしまいました。しかも、5月の公開前からずっと、お互いに予定を必死に合わせようとしていた友達二人が、子どもの発熱で二人ともドタキャンせざるを得なくなり、結局別の人と映画に行ったという…なんだったんだ(^_^;)縁が無かったのかしらん。

とにかく私自身は、ようやく念願かなって見に行ったわけです。見に行くまでは、友人のきょろちゃんの映画レビューも見ないようにして、先入観持たずに見に行くように心がけたのですが…実際見て帰って来て、きょろちゃんのレビュー読んだら…私の感想とほとんど一緒だったんで、笑ってしまった。

一言で言うと、「わかりにくい」。
見ながら、「これ、原作読んでるからわかるけど、読んでなかったらチンプンカンプンでは?」と思いました。話があっち行ったりこっち行ったりするし、登場人物も多いし、しかも出てくるやつが次々裏切るんで、「なんでぇぇぇ」って感じじゃないのかなぁ、見ていて。

原作の醍醐味は、数々のシンボルの謎解きをしていくところだと思うんですが、映画だと主人公ラングトンが、「なかば超人的な」能力で、すばやく暗号を読み解いてしまう…おいおいっ、それってヌヴー捜査官と二人で協力して解くはずじゃなかったんかいっ。それに、原作で詳しく読み解かれている「岩窟の聖母」に、映画ではほとんど全く触れていないのも残念でした。「岩窟の聖母」は実は二枚あって、書き直したところはどこで…っていうようなのも興味深かったのに。

「最後の晩餐」を読み解くところは面白かったけど(ここらへんは、やっぱり映像が伴うほうがわかりやすい。マグダラのマリアの位置を入れ替えたりとか)、上下巻の分厚いハードカバーの本を150分の超大作とはいえ、まとめきるのはやはり無理があったようで、どうしても説明っぽくなったり、あるいは説明が不足だったり。説明されても、「シオン修道会」や「オプス・デイ」のことなんて、わかりにくかったんじゃないだろうか。やはりこういうところは、本で読んだほうが、わかりやすいでしょうね。

大体、スイス銀行の店長が裏切るわ、サー・リーの使用人が裏切るは、とある重要人物も裏切るわ、みんな裏切りまくりで、しかもそれぞれの裏切る理由が、ほんとに見る人に伝わってんのかなぁって、疑問に思いました。だって、それぞれ立場違うんだけど。

でも「テンプル教会」なんかが実際の映像で見れたのは良かったなぁ。大体想像どおりだったけど。そしてラスト・シーンも、映像で見られて、良かったです。ローズラインをたどり、マグダラのマリアが眠る場所へ…ほんとに、あんな場所に作るなんて、非常に象徴的ですよねっ(なにを作ったかは、ネタバレ注意済みとはいえ、書かないでおきましょうね)

全体を通して、次から次へと話も場所も展開していくわりに派手さにはどうしても欠けるので(テーマが宗教だからね、アクションが特別あるわけじゃなし、どっちかというと映像的にグロかったり)、この映画って、見て、面白いのかなぁって、わからなくなりました。頭の中で、原作でフォローしながら見てしまうから、予備知識なく見た人が面白いのかどうか、わからない。
でも、一緒に行った友達が、予備知識なかったけど「面白かった」と言ってたから、ふつうに見ても面白いのかな?

もしかして、原作読まないほうが、純粋に映画として楽しめたかな?…という気がしました。ハリポタと、そういうところ、似てるかも。でも、話が単純な分、まだハリポタ映画のほうが、わかりやすいよね。とにかく、細かいところで原作とも違ってるし、面白いのかどうか、ビミョーでした。映画と原作と比べたら…そりゃ原作のほうが、面白い!

原作を読んでるから、適当に流していても話の流れはわかる。そのせいでしょうか、気が緩んで、一瞬眠気が襲ったことも…(^^ゞどうも午後見る映画はダメだわ。でも、予備知識なく見る人は、全編見逃さないよう、充分注視していたほうがいいですよ!じゃないと、話を見失うと思います(笑)

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この記事へのコメント

きょろ
2006年07月18日 14:10
この映画はな~んも考えないで細かいことも気にしないで見れば面白いと言えないこともないけど、おおむねの方はよ~わからん。という感想みたいよ。で、原作を読んだ人ははしょりすぎ~となるわけで。そもそもハードカバー上下2冊を2時間にまとめるなんて無理、無理(笑)原作ものは危険がいっぱい。映画用にいい脚本を作れる人がいないのか!
2006年07月18日 19:53
そうなんだぁ。なんも考えないでこの話を見るなんて、ハンバーガー食べてたら肉のところが落っこちちゃったみたいな感じじゃないのかなぁ(笑)友達は、「ラストはわかったよ!途中の宗教のゴチャゴチャはわからんかったけど」って。おいおい、その宗教のゴチャゴチャが主たるテーマではなかったのかい~っ(^^ゞ
きょろ
2006年07月19日 10:04
私はトム・ハンクス ラブの母親と一緒に見たんだけど、敬老パスをもらう年の彼女が途中経過を理解していたとは思えません(^^;;;なんだかわかんないけど謎が解かれて、ラストはそれだけ?末裔?しょぼいと云っておりました。うう~ん。でも、映画は面白かったんだって(笑)ホントは謎解きが面白いのにね♪

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