沖縄旅行その2。

今回は、行った所を箇条書きにして、「自閉症児連れ家庭としての見地」からすると○なのか×なのかで、ご紹介しています。喜び度は、うちのキムの「喜び度」です。一般人とはちがうので、そのへんお間違えなく、ね☆

一日目に早めにぐっすりと寝たので、二日目はみんな元気でした。
泊まったホテルについては、最後に詳細をご紹介しますが、4つベッドを用意してくれていたので、それぞれ一人にひとつのベッドで、ゆっくり眠れて、GOODでした。
(景色の写真は、拡大して見ることができます)

その1 ホテルの朝食(喜び度…○ 食欲…△)

今回は朝食つきでした。朝っぱらから、食べるところを探しに出かけるのもしんどいので、朝食つきで正解でした。夕食を食べたのと同じ場所で、朝食バイキングです。
子どもが好きなソーセージや卵や、シリアルなど豊富に準備されていたので、良かったです。キムにしては食が細かったですが…

その2 ビオスの丘(喜び度…× 騒音…× 景色…○ バリアフリー度…○)

ビオスの丘…沖縄県本島中北部、通称”石川高原”と呼ばれる、高台に位置し沖縄の自然環境を保護・再生し自然循環を基本とした園内 日本国内で唯一亜熱帯気候沖縄にて、屋外「らんの展示・着生」  沖縄県本島中北部  ”やんばるの山”
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確かに「やんばる」の雰囲気がただよう、なにか空気がしっとりとした場所でした。(「やんばる」とは本来、本島北部を指す言葉)私としては、こういうネイチャーな場所は好きですが、キムは気に入らないだろうと思いました。ここか、それとも「東南植物楽園」にするか、ずいぶん迷ったのですが、正直言って、どっちもやめときゃ良かったかも?(ダンナの提案だったんです)
私としては世界遺産・勝連城跡に行ったほうが良かったなぁ。でも、ビオスの丘には、ジャングルクルーズ船があって、25分のガイド付きのクルーズができるので、ロンが喜びそうだったから行きました。キムが喜ばなくてもロンが喜ぶなら、それだけでも行く価値ありますからね。
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ここでは、「療育手帳」を提示したところ、小学生は100円。付き添い(介護者)も同料金で入ることができました。旦那とロンは、入園料+湖水鑑賞船乗船料のセット券を購入しました。私とキムは、船に乗るつもりがなかったので、入園料のみ。つまり二人で200円。旦那とロンは二人で1900円(たっけぇ~!)

キムは、入るときからなんとなくイヤそうでしたが、幸いなことに、入り口から、園内に入るところに、エレベーターがあったんです!キムにとってこだわりのエレベーター。旅行先では絶対、乗らずにはおられません。これのおかげで園内に入ることができたようなもんです。でもエレベーター降りたら、「戻ります~!」とゴネかけたんですが、すかさずここで「水戸黄門の印籠」登場!「キム、向こうに行ったらニンテンドーDS、やってもいいよ」…これでついてきてくれました(やれやれ)。

私はキムに付き添っているつもりだったので、ロンに、パパと湖水鑑賞船に乗っておいでと言いました。二人が船出するのを見送ってあげようよ、とキムを船着場-綾舟場(あやふにば)まで誘ったんですが、たまたま、ロンたちが乗る予定のひとつ前の船が出る時間帯に行きあってしまいました。すると船が出るときに、なぜか「ジャン、ジャン、ジャン!」と、デカい銅鑼の音が…!これでもうダメ。キムは、船着場へ下りかけていた道を引き返してしまいました。おいおい、そんな銅鑼鳴らさなくっても(T_T)すかさず私は、ヘッドフォンをキムの肩掛けバッグから出させ、MDを聞くように指示。仕方がないので、「遠くからでも見送りしてあげようよ」と、船着場の上のちょっとした高台から、手を振って二人を見送りました。
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その後は、DSの画面が見やすいようにと、遊御庭(あしびうなー)という広場の横の、「おもろ茶屋」へ。日陰に入って、キムにDSをさせ、ブルーシールのアイスクリームを買ってやりました。途中で「ヘッドフォン取れば?」と提案してみたものの、ヘッドフォンをはずしかけると、すぐ近くからヤギの鳴き声がしたので、すぐにまたヘッドフォンをしてしまいました。なぜかその広場には、ヤギ3頭、豚1頭がいました。

船から戻ってきたロンを広場の遊具でちょっと遊ばせて、次の目的地、伊計島大泊ビーチへ。
面白いことに、ビオスの丘の園内を出た途端、キムはヘッドフォンを取ったのです。必要なくなったから取ったんだ…ちゃんと防御グッズとして活用できてるなぁと、ひそかに感心しました。

その3 伊計島 大泊ビーチ(喜び度…× 海の家とのアクセス…× 海のきれいさ…○ 人の少なさ…△ 設備や利用料…×)
↓海中道路
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↓伊計島に渡る赤い橋
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大泊ビーチに行く道中のドライブも、海沿いの道を選択したので、なかなか良かったです☆
ナビ付きの車でしたが、ナビの言うとおりにするとロクなことにならないということを初日に学んだので、こちらの行きたいほうにナビを従わせるようにしました。

離島・伊計島へは海中道路で渡ります。この海中道路の付近の海は、とてもきれいです。大泊ビーチは伊計ビーチのさらに奥にありますが、途中の景観も良く、ドライブコースとしてはなかなか楽しいです。

大泊ビーチは離島にあるので、透明度が高く美しいと聞いていたのですが、私が見た限り、それほど透明度は高くないようでした。雨の後だったからかもしれません。でも砂もきれいな広い天然ビーチです。海の色も、ちょっと離れてみるとすごくきれいな青色をしています。でも、遊泳区域はかなり狭く思えました。沖縄のビーチはみんなこんなんでしょうか。ビーチ自体はひろーいのに、泳げる範囲は狭いのでした。
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そのかわり、ライフガードがいて区域内を見張っていてくれるから、安心です。沖縄ではシュノーケル事故が多いらしいのですが、このビーチではシュノーケルの事故が皆無というのは、そのおかげなのでしょう。子連れならこれくらい狭い範囲で泳がせたほうが安心かもしれません。しかし、なにやら駐車場の利権争いがあるようで、興醒めな一面もありました。一人当たり500円も取るのなら、シャワー室兼更衣室はもうちょっとなんとかならないものですかね…

「ビーチで遊ぶという面だけ」で考えると、やはりオンザビーチのホテルに滞在するほうが、子連れには楽だと思います。我が家のニーズから言えば、ホテルとプールとビーチは接近しているほうが何よりも望ましいですね。キムはプールはOKですから、プールとビーチを行ったりきたりできたら、いうことないですね。
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キムは、一回だけビーチに付き合ってね、と頼んだら了解してくれて、ロンが海で遊んでいる間1時間半くらい、ビーチパラソルの下でDSをしながら待っていてくれました。砂の上を歩くのも苦手なのに、ありがとうね、キム。もちろん「早く帰ろうよ~」とは言ってましたが…(^_^;)

今回は、ハワイでの教訓を生かして、できるだけ私かダンナのどちらか片方はキムのそばにいるようにしたのですが、お昼時だったので、キムに焼きそばや飲み物を買ってきてあげようとしても、海の家が微妙に遠く、買ってくるのも一苦労、焼きそばができあがるのもえらく時間がかかり、その間キムを待たせることになってしまってその点、良くなかったですね。ロンを海の中で一人で見ることになるので、親はシュノーケルすることはできませんでした。シュノーケルすると夢中になっちゃって、ロンの安全確保ができないですから…それにシュノーケルギアを持っていないので、海の家なら貸してくれるんですけど、また歩いて借りに行くってのが面倒で。やはり、最低もう一人は、人手がほしいところです。でも、それなりに楽しめ、ロンは喜んでくれました。

その4 海の駅「あやはし館」(喜び度…△ こだわりのエレベーター利用…○)
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↓海の駅へ渡る陸橋の上から、本島方向へ海中道路を望む
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海の家で焼きそばを食べたのはキムだけで、あとの連中は昼ごはん抜きで海で遊んでいました。ので、おなかがペッコペコになってしまいまして、私の希望により、浜比嘉島のHEARTH cafeへ向かったのですが、駐車場がいっぱいで、断念しました。でも子連れには向いてない気もしたから、まあいいか…そこで海の駅へ。とにかくなにか食べようと、ホットドッグを注文したら、並んでいた前の人で終わってしまい。「沖縄のてんぷら」を買うことにしました。沖縄のてんぷらって、かりっとしたぶ厚めの衣で、衣自体に味がついています。本州で言うてんぷらとは全然ちがいますが、これも私の2人前で揚げてあったものが無くなってしまったため、揚げたてを食べられて、美味しかったです。ちなみに、サカナとイモのてんぷらでした。ほんと美味でした。でもキムは食べませんでした。キムは飲み物しか飲まず、その代わりにと言うか、ここでもエレベーター探検をしていました。1階から2階にあがるだけだけど…
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帰りは、勝連城跡を遠めに見て、ホテルに帰りました。
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その5 コザ「ニューヨークレストラン」(美味しい度…◎ 雰囲気…◎)

昼間はレンタカーで移動しているのですが、夜はやっぱり飲みたいよね!せっかく沖縄来たんだし。ホテルが沖縄市(コザ)にあるので、夜はコザ中心部にタクシーで食べに出かけることにしました。あらかじめネットで調べておいた、ステーキが安くて美味しいという「ニューヨークレストラン」へ。ここは店内撮影不可なので、残念ながらステーキを写すことはできませんでしたが、頼んだら家族写真は撮ってくれました。
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おばさまがたがお給仕してくれる、古き良きレストラン…といった風情。ステーキプレートは200g1,600円…だったと思います。定食なので、ご飯またはパン、サラダ、スープがついてきます。ステーキは鉄板に乗って、付け合せつき。美味しかった!オリオンビールの生ジョッキで、ぐいぐい飲んでバクバク食べました。沖縄独特の、酸っぱい「A1」というソースをかけていただきます。このソース、原産国はイギリスでした。酸っぱい味のせいで、分厚いお肉がどんどん食べられてしまうのです。やっぱ人間、時には肉をたっぷり食べないとね!(普段ろくに食べてないみたいじゃん)子どもたちのオーダーはミスったみたいで、あまり食べてくれませんでした。そのぶん、大人が平らげました(^^ゞ子どもたちは、ハンバーグにするべきでしたね。

その6 コザ「コリンザ」(見晴らし度…◎ エレベーター好き満足度…◎)
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おなか一杯になったところで、コザ中央パークアベニューをそぞろ歩き、通りの突き当たりに聳え立つテナントビル「コリンザ」へ。いや、特に行こうと思ってたわけでなく、1階にベス○電器が入ってるのが見えたので、ちょこっと小物を買いに入ったところ、「キムのエレベーター巡り」に付き合うはめになっただけ。最上階パーキングまで上がったところ、とても見晴らしがいいので、思わず降りて、しばし展望を楽しみました。コザは、ただでさえ沖縄の中でも高い場所にあるのに、その中でも特に高い建物に登ったわけですから、見晴らしがいいわけです。

真下に見える中央パークアベニュー。その昔、米兵相手の歓楽街であったのを、観光客向けの商店街にリニューアルしたのだそうですが、当初おしゃれなスポットとして賑わったこの通りも、最近は元気を失い、シャッターが下りた店が目立つようになっているのだとか…。

那覇しか見ていなかったら感じないかもしれないのですが、コザに滞在した私の目には、沖縄はどこかノスタルジックで、どことなくもの寂しい街に写りました。海風に痛んだ家々を見ると、ほとんどの家の窓に格子がはまっています。タクシーの運ちゃん曰く、「犯罪防止でしょう、外国人が多いから…」と。あっけらかんとした明るいリゾート地と思っていたイメージは、行ってみて変わりました。日本で唯一の地上戦が行われ、いまだに基地問題に揺らぐ沖縄。本土から遠いこの土地は、やはり本土の人間の平和のしわ寄せを受けているように感じます。日本なのに、真ん中にアメリカがある土地。ここで暮らすことは、外から見るほど甘くないだろう、そんな気がしました…

この記事へのコメント

福岡県民
2006年05月11日 10:16
いつもながら深いねぇ・・・
しかし沖縄旅行、堪能されている様子がひしひしと感じられて羨ましい限りだわ。とはいえ、いろんなことで準備も数倍必要なのは頭が下がる思いです。さすがポシ嬢!
僻地でだらーっとした時間を積み重ねて生活している自分がゆるゆるに思えちゃうわ。M氏に手がかからなくなってからなどと悠長なことを考えているけど、遊びだけは今からでもがんばろっと。
次もまたアップ楽しみにしてるよん♪
2006年05月11日 22:52
福岡県民Rちゃん、久しぶりじゃないの!
元気にしてた?
そうなの、準備は大変だったけど、でも沖縄楽しかったよ~。段々と旅の仕方がうまくなってきてるのかもしれないわ(^^)この調子で行動範囲を広げていきたいものだわ。次は北海道に行きたいけど、寒いからタイミングが難しいなぁ。とりあえず夏はまた琵琶湖エクシ○です。

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